光のとこにいてね (文春文庫)

超個人的評価:★★★★☆
著者:一穂ミチ
文藝春秋
発売日 : 2025-09-03
光のとこにいてね (文春文庫)

タイプの違う毒親の下で育った2人の女の子が出会って自分とは生活環境も性格も正反対なんだけど、それゆえにどうしようもなく惹かれ会う。
でも根っこにはどっちも子供の自分にはどうしようもできない苦しさを抱えてて。
その子たちが高校で再会して、また分かれて、三度出会ったのはお互い結婚して、かのんには小学生の子供までいる時。
そこから彼女たちが選んだ選択は…


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うーん、しんどいよ。面白かったけどしんどいよ!!

私がもしもっと若かったら、好きあった二人が幸せになって良かったね!!って思えたかもしれない。
でもさー大人になって結婚して子持ちアラフォーの今はもろ手をあげてよかったね!!って言えない。

すごい話なんだけれども、好きが嫌いかと言われると嫌い?っていうか苦手だなって。
本当に好きな人は別にいて、その人が後から出てくるのは嫌なんだよ。頼むからワンルートにしてくれようって思っちゃった。
世界でたったひとりのなんでも話せる大事な人っていうのはいいけれど、やっぱり手を離した(離してくれた?)旦那たちだったり、かのんの子供のこととか色々考えるとしんどいんよ。

そういうしがらみを気にしたくないからBLっていうファンタジーばかり読んでるのかもしれない。
リアルな現代ものに恋愛が絡むとだいたいしんどい。
もう初っ端のあらすじからさみんな諸手を挙げてのハッピーエンドじゃないんだろうなあという気はしていたけど。
勝手に置いてかれたゆずちゃんの旦那の気持ちになって切なくなるの。つらい。

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