育てた魔竜が人間界を滅ぼそうとしたので封印したら、時空の彼方で皇帝になって帰ってきて「責任を取ってください」と監禁されています (フルーツ文庫)
超個人的評価:★★★★☆

著者 : フルーツ仙人
発売日 :2026-07-15

異世界探索者(シーカー)の主人公は、探索したダンジョンで死んだ母竜の下で泣いている魔竜を助ける。
その子が成長して、人型になって、同じ探索者になるために師匠と弟子の関係になって、相棒になってもずっと一緒にいた。その代わりに決して褒めて上げなかった。
それが相棒でもある養い子の唯一の願いだとわかっていても。
それがもしかしたら街一つ、世界を一つ滅ぼしかねない生き物を生かしたことへの責任だ…そんな風に信じて。
そのあたりはまあわからんでもないんだけど、やっぱりもうちょっと優しくしてあげて良かったんじゃないかと思っちゃった。
最後、ただただ閉じ込められるだけの監禁をされた受、彼が命がけでやろうとしたことは、そうじゃないだろうの極み。
竜が甘えて、わざと酷いこと(皆殺しだ!)的なことを言っても、この子がそんなことするわけがない!って言ってくれず(言ってほしかったんだよね)にその可能性が少しでもある以上俺はお前を信じることができないとか言っちゃうは悲しい。
むしろ最後には竜の方から謝っちゃうのは、人間の側に尊重が足りねえなと思ってしまいました。
まあ結果最後は番になって、お互い多分全部言葉にしなくても感情が伝わるようになったけど、だからこそこれからは言葉を尽くしてほしいと思う。
でもまあ、ちゃんとネタバラシはして謝ったけれども。
面白かったけど、割と最後までずっともやもやしていた。
受はもうちょっと攻に優しくしてあげて。
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