京都怪異物件の謎 桜咲准教授の災害伝承講義 (宝島社文庫)
超個人的評価:★★★☆☆

著者 : 久真瀬敏也
イラスト:yoco
宝島社
発売日 : 2023-04-06

不動産鑑定士をしている桜咲先生の姉の事務所でバイトをすることになった萌花。
不動産鑑定士見習いとして一緒に京都の街で依頼に同行することになるのだが…
行方不明者が戻ってくる「神戻し」、そして過疎化したニュータウンに残る天満宮の謎。
災害伝承の知識を用いて怪異の真相を解き明かすことができるのか…
1巻と比べると災害伝承の謎解きにちょっと強引さというか、若干無理やり感が出てきた気がしないでもない。
京都の街で神隠しとその反対の神戻しに挑み、後半では限界ニュータウンに立つ小さな天満宮を評価する。裏テーマは徳川秀吉。
とりあえず諸説ありますと、こういう解釈もあるよーくらいのスタンスで読むことにする。
個人的にはいくら怪異や伝承を現実的に解釈するってスタンスでも、人々の神社に対する信仰心までは否定してほしくないなあって思ったり。
毒気味の親を持つ萌花。この間では親との確執はほぼスルー。
ものすごく民俗学に理解がない親はこのバイトをちゃんと認めてくれたのだろうか。
お金が稼げて士業ならいいのだろうか。
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