苛烈な王子は砂漠の隼を愛す (ラルーナ文庫オリジナル)
超個人的評価:★★★★☆

著者:かがちはかおる
イラスト:水綺鏡夜
株式会社シーラボ
発売日 : 2026-02-20

かがちはさんの砂漠もの。
砂漠の外の国の第二王子(妾腹)×砂漠の民の自警団の長
砂漠の男は成長するとアガトと呼ばれる自警団的なグループに所属し、結婚するまではそこで暮らす。砂漠の民は母系社会で、結婚前に母親をなくした男は継ぐものがないため死ぬまでアガトから出られない。
そんな過酷な運命を背負った受が、誘拐されてきた王国の王子と束の間ともに過ごして、人のぬくもりを知ったところで引き離されて再開したのは十数年後。
攻は周りの大人たちから砂漠の民に誘拐されたと聞かされ、砂漠の民を憎むように。
それでも交易の交渉に来た攻。お互い最初は気づかないけど気になって仕方ない。でも受には受を狙う後輩がいて、交渉は難航するわ、攻とはぎすぎすするわ、でも惹かれちゃうわでさあ大変。
ほんと、作者さんは登場人物を精神的に追い込むのが上手い。
読むのはしんどいんだけど、このしんどいところからの救いがものすごいカタルシスなんです。
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