典型的な政略結婚をした俺のその後。 (アンダルシュノベルズ)
超個人的評価:★★★★☆

著者:みなみゆうき
イラスト:aio
アルファポリス
発売日 : 2022-10-13

国では腫物扱いだった受は男の身で政略結婚の道具として大国に嫁いだ。
けれどそこで彼を待っていたのは側室とは名ばかりのストレス発散の道具として虐待死寸前の扱いだった。
何者かの手引きでなんとか後宮を逃げ出した受は平民として劇団に所属して、誰にでも成り代われる身代わり屋として働いでいた。
そんな受のもとに失踪した側室の王子(=自分)に成り代われという奇妙な依頼が持ち込まれて…
いや、「典型的な」政略結婚…にしてはハードモード過ぎない??
そもそも父親の正体不明で身籠った王女だった母親は受を産んですぐに死に、受は国では腫れ物扱いで、唯一人間扱いしてくれたのが養母である王妃と二人の兄たちのみ。そっから男なのに政略結婚させられたかと思えば、幽閉されて虐待死寸前。なんとか逃げ出して今は劇団員(裏の顔は身代わり屋)をしてたら行方不明になった王太子の側妃(つまり自分)の身代わりをさせられることに。
もといた宮殿で暮らすことになり、ありとあらゆるトラウマスイッチをおされてボロボロの受を見かねて助けてくれるうちに情が湧いた攻(近衛騎士団長で実は第二王子)と色々ありつつもいい感じになるけど…
二転三転する状況にその都度とばっちりを受ける受。さすがにかわいそすぎる。
事件が終わって兄たちがいる国に行った受を攻が迎えに来て一旦ハッピーエンド。
2巻があるんだけども、あらすじを見るかぎりまたまたハードーモードで、もうちょっと受に優しくしてあげてほしいと思いました。
ちょっと心構えをしてからしか読めなさそう。
あ、でも攻の愛してるに対して俺は愛とかよくわかんないからって返したのはよかった。
そりゃ、こんな生い立ちで愛してる。俺もー!!ってならないよね。
ちょっとずつ受が愛を知っていけたらいいなあ。
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