逆ソクラテス (集英社文庫)
超個人的評価:★★★★☆

著者:伊坂幸太郎
集英社
発売日 : 2023-06-20

タイトル。ソクラテスって何した人だっけととりあえずググる。無知の知の人。なるほど。
「逆ソクラテス」イマイチぱっとしない生徒を無自覚に虐めてる先生と戦う小学生たちの話。転校生の安斎くんがいいキャラ。
「スロウではない」足が遅いのに運動会のリレーのメンバーに選ばれてしまった主人公がクラスのボス女子とか地味な女の子とか転校生とかと関わりながらリレーの練習をする。友達とのゴッドファーザーごっこがとっても伊坂さん。
「非オプティマス」いまいちぱっとしない担任の先生が今みたいになった理由と偶然の結果を見届ける話。割とわかりやすくざまあ。
「アンスポーツマンライク」小学校のミニバスチームの仲間が通り魔と戦う話。
「逆ワシントン」学校にこなかった友人(母親の再婚で若い父親ができた)の安否を確かめるために友達と協力してクレーンゲームをする話。正直に謝ることはいいことだけど、時と場合によってはそうでもない。
あと最近の事件が頭をよぎって心が痛い。
読むたびに違う感想を抱きそうだなという一冊でした。エンタメとしての完成度もさすが。
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