筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)

超個人的評価:★★☆☆☆
著者:谷春慶
宝島社
発売日 : 2015-10-06
筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)

書かない書家であり、筆跡鑑定もする大学生(ちょっと変わり者)が名探偵よろしく筆跡から事件を解決していく…っていう展開はなかなか興味深かったんだけど、ヒロイン(語り手?同級生)のキャラクターが苦手だった。

基本善人なんだけど、自分の価値観とは違う価値観があることは無視して善意の押し付け。
有名な書家(危篤)の奥さんが書は嫌いって言ってんのに、旦那さんの作品なんですよ!!手元に残さなくていいんですか??とか言っちゃう無神経さ。
(そもそもその書家は人として割とアレな人で奥さんも3人目だか4人目だかで書は嫌いですってきいてるにもかかわらず)

そもそも東雲に筆跡鑑定を依頼する時点で相手が断っているのに押せ押せでストーカー一歩手前。
人の悪意には鈍感で東雲に関わったせいで変なやつに粘着されてSNSとかで被害にあって、わたしが悪いのかなってバカジャネーノ。
ってかこれ人嫌いで変わり者だって言われている東雲以外ほとんどみんなサイコパスじゃね?告白してから嫌がらせしてきた同級生とか、東雲を語ってヒロインの友達と付き合ってた書道部先輩とか。悪びれないとかこわすぎるんだけど。

最近のライト文芸なんとなくこういう人の悪意系のどろどろとか痴情のもつれ→スカッとジャパン!!みたいなのが多くて、ちょっと苦手かもしれない。

コメント

このブログの人気の投稿